俺はnVidiaが嫌いだ 〜副題〜ハイエンドビデオカード考察(その1)
さて、前回のLC575ネタに引き続き私Taikiが独断と偏見に満ち満ちた
WinMeをいじって喜んでいるような「おこちゃま」には絶対にわからんような
濃いネタ
をここに書き綴ってみよう。
さて、最近猫も杓子もGeforce一色のビデオカード事情(Quadroも含む)。
はっきしいって今の状況気に食わない。
かくいう私は高校生の頃(もう5年位前になる)にInterGraphの初代Realizm
に衝撃を覚え、
以来、「OPENGLがネイティブで動かないカードはビデオカードにあらず」の人生
を送っている。(うわっ、偏ってるな)
人から言わすと、「お前、おかしい」の世界らしい。
どうやら、俺のビデオカード遍歴を見てみると解るらしいのだが、
まず、一番最初にマシンを組んだときはとりあえずS3VirgeDXの4MB
ま、こいつはホントにとりあえずだったので1ヶ月ほどで脱落。
で、次が当時出たばっかしのPermedia2搭載カード
I・OデータのGA−PII8。
もうすっかりOPENGLネイティブの虜。
で、お次が当時はワークステーション用で定評だった
DIAMOND FireGL1000Pro
こいつ、同じPermedia2なのにI・Oのそれよりも倍位高価だった。
さすがに、ドライバがしっかりしていたので速かったな。
で、その間にIntergraphのIntense3D
1000ProやFireGL3000など
を購入しようと色々あたってみるが、あえなく玉砕。
当時は今ほどハイエンドカードを置いているショップが無く、駄目だった。
それでもメルコのGLINT300SXチップ搭載カードを入荷してもらえないかと
最後の悪あがきをしてみるも、入荷ルートが違うために駄目。と、断られ断念。
で、そんなこんなでFireGL1000Pro君はドライバ周りの相性が他のカード類と
非常に悪く、GA−PII8に逆戻り。
こいつとは2年半ほどの付き合いとなる。
で、どういうわけか、Voodoo3 3000にほんの2ヶ月ほどなったかと思えば、
(この時、丁度PenIIIにしたばかりで適当なAGPカードが無かったので)
次は3DlabsのPermedia3Create!
いや、さすがにエントリーレベルとは言え、ワークステーション用だけあって画質、
OPENGL性能は価格帯からしてみると最高!
カラーキャリブレーションソフトも同梱されていて色管理もばっちし。
ここから3DLabs怒涛の3連発になる。
で、その半年後にOxygenVX1。
さらにその半年後にOxygenGVX1
いや、3Dlabs最高!
Geforce系を使用している人には解らんだろうが・・・。
で、よくMatroxのカードは画質が良いなんて聞くが、Matroxカードやチップはたしか
ににじみも少なくて良さげだが、色味が独特でコントラスト重視で諧調飛びがあるのだ
が、さすがにOxygenはCG用途向けワークステーション用なので当然の事ながら
そういった要素は皆無。
実際、ネット上などでもOxygenシリーズの画質の高さは評価が高い。
「ウソ」だと思うなら一度OxygenVX1の16MB版でもいいから買ってみて試してみよう。
(実売13000円程度・新品英語版リテール)
本当の画質のよさを実感できるぞ。
ま、速度重視の人には向かないが・・・。(あまり速くないのだ・3DRagePROぐらい)
で、このコラムがGVX1で書く最後の文章になる。
本題はその2に書くことになるが、
念願のRelizmIIチップセット搭載 Intense3D
3410を入手。
使用レポートも含め、最近のハイエンドカード事情を考えてみたい。